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三重ログ

三重県の観光、グルメ、イベントなどの魅力を伝えるブログです。

『われ、何ちょけてんねん、ごうわくわぁ。』ってどういう意味?

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あなたにお久しぶりです。

朝4時作家の十六夜ヒロと激おこぷんぷんのアルカネットです。

 

こんなツイートがやってきた。(パクツイが多いので、調べた限り古いのを出してみた。)

 

『われ、何ちょけてんねん!ごうわくわぁ。』

え、どうして怒ってんの?

セクハラや!わからんのか?

アルカネットが怒るのも無理はない。『自分(あなた)、何ふざけてるのよ!むかつくわよ!』と言っている。

今日の三重ログは三重の方言、『われ、ちょける、ごうわく』を解説してみる。

それじゃ、セクハラ発言は控えてもらいたいのが正直な気持ちだ。僕はこの手の発言を黙殺していた。

女性の身体の部位で笑いを取ろうだなんて、最低や!

 

それでは、本文に行ってみよう。

 

『われ』関西で広く使われている、『あなた』を指す言葉。

あまりガラがよろしくはないが、昭和期の教育現場ではNHKが定めた『山の手言葉(東京方言で今の共通語)』を広めようとして、方言を封殺しようと働きかけた時があった。

 

横着な子供や若者が、広島抗争を舞台にしたヤクザ映画『仁義なき戦い』に憧れて、相手のことを『われ』というのをやめようという運動が流行っていた。

 

こう行った場合は、方言を使ったほうが喧嘩に強そうなイメージを持つために、ガラの悪い人たち(今のネット社会で言う所の『DQNドキュン)』)は、山の手言葉を弱い人らの言葉として忌み嫌っていた。

 

今でこそ、吉本新喜劇などの活躍により、第二共通語として関西弁はメジャーなものになっているが、昭和期といえば『(故・)横山やすし』さんの河内弁が有名である。

 

『われ』は『仁義なき戦い』の広島だけではなく、河内、摂州、播州(神戸)などで広く伝わる関西系方言である。

もちろん、近畿文化を受け継ぐ三重県もその影響を受けている。

 

『ちょける』三重県ならではの『ふざける』という方言。

ちょける』は『ふざける』という意味の三重弁だ。

津、松阪、志摩で広く使われている。

『おちょくる』『バカにする』などといった感じである。

 

ネットで検索してみたら、こんな感じで返って来た。

blogs.itmedia.co.jp

大阪を中心に『いちびる』という言葉が使われている。これも『ふざける』という意味だ。

 

テレビで長江健次さんが『自分(僕)はいちびりでした。』と振り返っているが、これは『僕はふざけたやつでした。』と振り返っているのです。

 

『いちびり』は河内弁ですね?

いちびる
[意味] 1. 調子に乗ってはしゃぐ。決して良い方にとってはならない。
[例文] いちびっとんか!!
  調子に乗ってるんじゃありませんよ。(怒りますよ)

いちびり
[意味] 1. 調子に乗ってはしゃぐ様子。
  ただし、必ずしも、良い方にとってはならない場合がある。
[例文] 自分ほんまにいちびりやなぁ。
  あなたは、本当に調子乗りですね。(怒りますよ) 

 このように、『いちびる』『ちょける』は共に関西弁として有力な地位を持っている。

『ちょける』は、『あんた、何ちょけてんねん?』などといった感じで使う。

『あなた、何ヘラヘラとふざけているのよ?』という意味です。

 

『ごうわく』は三重県特有の『怒り』を表す言葉。

ごうわく』は『むかつく』『ブチ切れる』などと言った、怒りの意味に通じる言葉です。

 

これは三重県特有なのかネットで調べてみた。

すると、意外なことに播州(ばんしゅう)、今の兵庫県でも使われていた。

兵庫の言葉といえば、『いてまえ(いてもうたれ)』などもあるが、『ごうわく』も使うようだ。

 

『ごうわく』は漢字で『業わく』と書く。

業とは『カルマ』の事であり、業の字は『業服』の略語である。『業服わいたわ』の略と思えば、ほぼ間違いがない。

 

この様に、三重は近畿文化を脈々と受け継ぎながらも、名古屋の放送局の影響下にあり、名古屋弁になぞらえていたりと不思議な一面を持つ。

 

『われ、めっちゃごうわくんじゃ!』と言えば、完全に兵庫弁ですね?

昭和当時の教育委員会が山の手言葉で方言を封鎖しようとしたのも無理がない話かもしれない。

 

バブル経済当時の教育の方向性は東京への一極集中であった。

昭和末期から平成初期までの教育委員会の方向性は東京への一極集中化で、地方の事は後回しであった。

 

その為に方言を封鎖して、山の手言葉(共通語)で叩き上げて東京一色に染め上げようとしていた。

 

その後に、それが失われた平成の20年間で、地方創生の流れが生まれて、方言が見直されている。

例えば、桜井日奈子ちゃんや妖怪ウォッチなどで知られる驚きを示す岡山の言葉『もんげ〜』や、あまちゃんで知られる三陸の『じぇじぇ?』(じぇじぇじぇ?はドラマが脚色した独自の言葉。)などと同じ様にテレビで広く使われている。

 

どうやら、これからは地方創生のために、秘密のケンミンショーや方言キャラの多用、田舎に移住生活をする芸能人など、田舎の良さを前面に押し出した番組が流れてくるであろう。

 

これって、何か国が国策としてあげている『神の見えざる手』が働いているんじゃないかって思うのです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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 それでは、三重で逢いましょう!